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BRITISH CLASSIC MARATHON 2008
No.1

Lotus Elite+Hiromichi Akimoto
supported by garage IWASA
text:Hiromichi Akimoto

さる4月19(土)、20(日)の二日間で開催された
「British Classic Marathon 2008」に参加してきました。
参加車は’60 Lotus Elite Sr.1。ナビはGARAGE-IWASAの岩佐社長に務めていただきました。

この「British Classic Marathon」は今年で15回目を迎えるクラシックカーのラリーイベント。基本的に1969年までに製造された英国車を参加対象としています。スタート・ゴールは愛知県の岡崎、今回のルートではそこから岐阜を抜け、富山県の砺波まで足を伸ばしました。全走行距離は約600Km。高速道路を使用しているとは言え、二日間のクラシックカーのラリーイベントとしては、長距離を走る部類に入ります。

昨今はクラシックカーのラリーイベントも随分と開催されるようになりましたが、クルマの製造国を英国に限定しているのも、このイベントの特徴でしょう。にもかかわらず、今回は85台もの参加車が集いました。開催15回目にして、この盛況ぶりですから、如何に魅力あるイベントか、伺い知ることができましょう。

我々はイベント前日の金曜日夜に岡崎に前泊。雨の中、GARAGE-IWASAのセルローダーにクルマを載せ岡崎に向かいます。岡崎ではホテルでは、同じくこのイベントに参加する知人らと合流。お互いの健闘を誓いつつ「前夜祭」を行います。

翌日の土曜日は朝から晴れ。イベント当日に天気が良いと、気分も盛り上がってきます。ホテルを出発し、集合場所の会場に到着した時には、既にほとんどの参加車が集まっていました。早速、受付を済ませ、ゼッケンを貼り付けるなど、出走準備に取り掛かります。

秋元/岩佐組のEliteはゼッケン25番。ゼッケンは年式の旧い順で、この順にスタートします。

8時ちょっと過ぎ、秋元/岩佐組もアナウンスで紹介されながらスタート。

スタート直前に渡されたコマ地図を頼りに、ナビの岩佐さんの指示でCP(チェックポイント)を目指します。このラリーではCPの到着時間は表記されておらず、各CP間の「平均速度」が指示され、エントラントが各自で逆算して分単位で到着時間を算出します。

ただし、この「平均速度」は幅を持って設定されているので、どの「平均速度」が正しいのかは、不明。いわゆる「隠し平均速度」となっているのです。ですから、この平均速度をどの速度で計算するかが大きなポイント。何せ基準タイムより「早着」の場合、大きな減点があるのですから…。

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